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【文章下手もWebライターになれます】うまく書くコツや収益を得る方法を解説!

本記事はこんな方におすすめです

  • 文章下手でもWebライターになれるのか知りたい方
  • 文章下手でもうまく書くコツを知りたい方
  • Webライターで稼いでいきたい方

Webライターは、パソコン一つでさまざまな文章を世に発信できる魅力的な仕事です。

しかし、文章下手で悩んでいる方や、うまく書くために押さえるべきコツを知りたい方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、以下について解説していきます。

本記事の内容

  • 文章下手でもWebライターになれるのか
  • うまく文章を書くための4つのコツ
  • 文章下手でもできるWebライターの始め方

これらを参考に、文章をうまく書くコツをしっかりと押さえれば、Webライターとしての価値が高まり、収益アップにも繋がりやすくなります。

文章下手でもWebライターになれるのか?

文章下手でも、Webライターになることは可です。

しかし、以下のような場合は、「文章下手」のままでは厳しい部分があることも事実でしょう。

  • Webライターで生計を立てて行きたい
  • 単価を上げて行きたい
  • Webライターとして影響力をつけていきたい

文章下手なWebライターの方がやるべきことが1つあります。

それは、

基本に忠実に書くことです。

基本さえ押さえれば、文章下手な人でもWebライターとしての活動ができ、ある程度の収益を得られるようになります。

これはWebライター・ディレクターとして活動している筆者の体験談でもありますが、あまりにも「基本」を理解し、実践できていないWebライターさんが多い印象です。

以下で解説する「コツ」さえおさえれば、一定水準以上の文章を書くことができ、「大多数の中の1人」ではなく、「あなたに依頼したい」と思ってもらえるための第一歩を踏み出せるでしょう。

文章下手でも大丈夫!うまく文章を書くための4つのコツ 

うまく文章を書くための4つのコツは、以下の通りです。

  • PREP法・SDS法に忠実に書く
  • 主語と述語の関係性を意識する
  • 複数あるなら箇条書きや表を用いる
  • 一文を書くごとに見直す、一晩経ったら見直す

それぞれ詳しく見ていきましょう。

PREP法・SDS法

PREP法やSDS法は、社会人の方であれば1度は聞いたことがある単語なのではないでしょうか。

PREP法

結論(要点・主張)→理由→具体例→結論(要点・主張)

SDS法

要点→詳細→要点

つまりは、「結論を先に述べ、そのあとに詳しく説明する」ということです。

PREP法を意識した文章の例は、以下をご確認ください。

うまく文章を書くコツ1.PREP法を意識する

この文章構成については、多くの方が聞いたことがあるかと思いますが、意外と実践できている人は少ないので、忠実に実践することが必要です。

結論ファーストの書き方は、Googleからも好まれやすく、SEO的に評価される部分が大きいため、検索結果の上位表示を狙うならなおさら、PREP法やSDS法を意識して執筆しましょう。

また、文章下手の人が陥りやすいのが「情報を詰め込みすぎること」です。

なぜなら、「この文章で伝わるかな?」「この情報も入れた方が分かりやすいかな?」という不安を抱くから。

ここで押さえておいていただきたいのが、「ライティングは削ぎ落とす作業である」こと。

以下の例を見てみましょう。

本日はお打ち合わせのお時間をいただき、誠にありがとうございました。

プレゼンテーションの内容について、大枠はOKなのですが、恐れ入りますが一点部長より指摘があり再度ご提案いただきたい部分がございます。
商品の販売経路について、実店舗ではなくオンライン販売を重視する方向性で、予算を組み直していただきたいとのことです。

基本的には、実店舗:オンライン=3:7の割合で考えていただければ幸いです。

恐れ入りますが、何卒よろしくお願いいたします。

上記の文章でも、伝えたいことはわかりますが、冗長な印象または忙しい読み手であれば少しイライラしてしまう方も多いのではないでしょうか。

削ぎ落とし作業を行ってみましょう。

本日のお打ち合わせ、誠にありがとうございました。

大枠はOKなのですが、商品の販売経路を「実店舗:オンライン=3:7」の割合で予算を組み直していただければ幸いです。

恐れ入りいますが、何卒よろしくお願いいたします。

もしかすると、こんなに簡単にしていいの?と不安に思う方も多いかもしれません。

ただし、後者の文章では「やるべきこと」が圧倒的に明確に素早くわかりますよね。

削ぎ落とし作業については、他の記事でも詳しく解説する予定ですが、ビジネスにおいてもライター活動においても、伝えたいことが明確に、一番に伝わるよう意識することが重要です。

主語と述語の関係性を意識する

主語と述語の関係性(位置や組み合わせ)を常に意識して執筆しましょう。

なぜなら、形容詞や副詞が含まれた文章では、主語と述語の関係性がわかりにくく、読みにくい文章になってしまうためです。

「〇〇は、××です。」という簡単な文章であれば、主語と述語が適切な組み合わせで配置されていることがすぐにわかりますが、文章が複雑になるほど主語と述語は他の語句に埋もれてしまいます。

以下の例をみると分かりやすいでしょう。

うまく文章を書くコツ2.主語と述語の関係を意識する

×の例では、主語と述語の関係性を捉えきれておらず、助詞の選定が誤っています。

修飾語が多いと、どうしても見逃しがちになってしまうため、意識して確認してみましょう。

具体的な対策は以下の通りです。

  • 主語と述語の位置を近くする
  • 1文書くごとに読み返し、主語と述語の組み合わせが適切か確認する

以下の徹底を行うことで、サクサクと違和感なく読める記事を書けるようになります。

複数あるなら箇条書きや表を用いる

説明や紹介したい項目が複数ある場合は、積極的に箇条書きや表を用いましょう

なぜなら、箇条書きや表を用いると、読者の目に留まりやすく、読者が読み進めやすくなるためです。

人間は、視覚からの情報が8割といわれているため、ブログやオウンドメディアの記事でも、視覚に訴えるようなライティングをすると非常に効果的です。

以下の例をみてみましょう。

うまく文章を書くコツ3.複数あるなら箇条書きや表を用いる

何に箇条書きや表を用いれば良いのか、という判断基準が難しいかと思いますが、基本的には自分が読みやすいと思ったら箇条書きや表を採用すればOKです。

一文を書くごとに見直す、一晩経ったら見直す

ライティングにおいて、自分が書いた文章を見直すことは非常に重要です。

文章を見直すおすすめのタイミングは、以下の4つです。

  • 一文を書いたあと
  • 一見出しを書いたあと
  • 記事を書き終えたあと
  • 一晩以上経ったあと

自分が書いた文章の見直しは、複数回ににわたって行いましょう。

なぜなら、自分の書いた文章の間違いには気が付きにくく、複数回にわたって見直すことで、誤字脱字・重複のない洗練された文章になるためです。

特に、1晩以上経ってから見直すことで、自分の目が客観的になり、より多くの間違いに気づけるようになります。

文章を自分で見直し、修正することで、あなたに仕事を依頼してくれたクライアントさんが行う修正作業や校正作業の手間が減少するため、「Webライター」としての価値が高まるのです。

未経験や初心者の方でも、独学でWebライターとして稼いでいくための勉強法を以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご確認ください。

文章下手でも大丈夫!Webライターの始め方

ライティングの基本を理解し、基本に忠実に書くことができれば、早速「Webライター」を始めていきましょう。

Webライターを始めるには、「Webライターの経験と実績を積む」ことに注力するのがおすすめです。

なぜなら、さまざまな案件をこなしていく中で、さらに自分のスキルもアップし、徐々に高単価の案件を得られるようになるためです。

そして、Webライターの経験と実績を積むのにおすすめなのは、「クラウドソーシング」です。

クラウドソーシングとは、「仕事を発注したい企業や個人」が、インターネットを通じて「仕事を受注したい企業や個人」に依頼したり、アイディアを募ることをいいます。
クラウドソーシングを提供するサービスとして、「CrowdWorks(クラウドワークス)」や「Lancers(ランサーズ)」などが挙げられます。

上記のサービスは、ライティングの仕事を依頼してくれる企業や個人と全く繋がりがない人や、Webライター初心者でも仕事を受注できるプラットフォームのため、誰でもWebライターとしての経験や実績を積むことができます

以下の記事では、クラウドワークスでWebライターの初心者はどれくらい稼げるのかについて、筆者の体験談も踏まえて解説しています。ぜひご確認ください。

まとめ

文章下手でもWebライターで収益を得ることは可能です。

ただし、文章の基本をしっかりと理解し、基本に忠実に執筆する必要があります。

逆にいうと、基本に忠実に書きさえすれば、ある程度の収益を得られるのです。

しかし、意外と基本事項を抑えられているWebライターさんは多くありません。

「当たり前のことが当たり前にできる」Webライターには企業や仕事が集まります。

今のうちから文章の基礎の土台を作り、Webライターで収益を出していきましょう!

  • この記事を書いた人

Saki

1996年生まれ。京都市出身。 京都大学を卒業後、SaaSや不動産など様々な業種を経験し、結局文章を書くことが好きだということに落ち着きました。 現在はWebライターとして活動しています。

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